プロフィール

アトリエかわしろ一級建築士事務所

Author:アトリエかわしろ一級建築士事務所
「がま口から建築物まで」
日々の生活につながっている モノづくり・住まいづくりのためのデザイン事務所です。

検索フォーム

05月01日(日)

マリアージュ・フレール の紅茶

世の中にはいろいろな方がおられます。 むしろ、それが自然なことなのかもしれません。

たとえば古い日本家屋に暮らしていて、普段は緑茶とか飲んでいるのだけれど、時には床の間に活けた花を愛でながら、あるいは日当たりのよい縁側から庭を眺めながら、ゆったりと紅茶とか飲んで過ごしてみたい。 できれば甘い香りの…。
といった、大変難しいご要望をお持ちの方がもしおられましたら、実は僕もそうなのですが、 マリアージュ・フレール(MARIAGE FRERES) の ヴィヴァルディ(VIVALDI) をおすすめいたします。

ヴィヴァルディ は、カシス、いちご等の赤いフルーツにヴァニラ等をブレンドした、甘い香りの フレーバード・ティー です。
甘い香りの紅茶は マリアージュ・フレール のなかでも、とりわけ多くの銘柄が揃っていますが、何故 「ヴィヴァルディ」 という選択なのか。 それ以前に、古い日本家屋の、あのしっとりとた雰囲気に、甘い香りの紅茶自体がミスマッチなのでは? と、疑問をお感じになられた方も当然おられることでしょう。

ただ甘いだけの香りであれば、やはり、土壁や苔のしっとりとした空気にはそぐわないと、確かに僕も思いますが、それでもゆったりとした時間の流れを共有できる、そんな ゆかしい香り があってもよいのでは。 と、こころの片隅で考え続けていたある日、お店を訪れた折に、上品な制服の方から 「甘い香りがお好きでしたら」 とすすめられ、茶葉の香りを確認して 「これならば」 と確信できたのです。
遠い異国の地(フランス)でブレンドされた、如何にもヴェニスの古風な洋館が似合いそうなこの紅茶は、京都のしっとりとした町家の空気のなかでも、何故だかしっくりと馴染んでしまう。 床の間や障子や籐むしろなどのつくり出す 繊細な趣 が、どうもしっくりと馴染んでしまうから不思議です。

香りについても、紅茶についても、何の専門的知識もありませんから、僕自身に的確な説明のしようもないのですが、少なくとも ヴィヴァルディ についていえることは、 時間を経た空間を好むこと。 適度に空気が潤っている環境がふさわしいこと。 そしてそのなかの香りに、他にはない 「気品」 を確かに感じました。

ヴィヴァルディ
VIVALDI  (MARIAGE FRERES)

 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment